日本禁煙学会が、ジブリ映画「風立ちぬ」で、再三、登場する喫煙シーンに対し、苦言!
風立ちぬでは、主人公の堀越二郎氏の喫煙シーンが度々、出てきます。時代設定から、当時は、会社内では、禁煙・分煙といった習慣は、無かったという事なんでしょうけど、宮崎監督は、意識して(?)、喫煙シーンを出している感じさえします・・
特に、結核を患っている、妻の横で、スパスパと吸っている姿には、違和感を感じた観客も結構、いたはず・・
日本禁煙学会の言い分は、以下のとおり。。
「肺結核で伏している妻の手を握りながらの喫煙描写は問題」
「夫婦間の、それも特に妻の心理を描写する目的があるとはいえ、なぜこの場面でタバコが使われなくてはならなかったのでしょうか。他の方法でも十分表現できたはずです」
「未成年者の喫煙を助長し、国内法の『未成年者喫煙禁止法』にも抵触するおそれがある。」
「さまざまな場面での喫煙シーンが子どもたちに与える影響は無視できません」
学会は、制作側に、要望書を出したとか・・
これが出たからといって、法的影響力は無いのでしょうから、なんてことはないのでしょうけど・・・
そもそも、日本禁煙学会というものがある事自体、初めて知ったのですが、今回の苦言で世間一般にアピールできたという事なんでしょうね〜 実際、宣伝効果があるでしょうし。
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日本禁煙学会は、禁煙を勧める、医師・歯科医の有志が集まって、2006年に創立したとか。主な収入は、会員からの会費と寄付金。年間1200万円程度の収入があるようです。
今回のアピールで会員が増えるといいですね(笑)
でも、今回の要望書の提出で、逆に、批判を受けているとか・・ 逆効果??
⇒ 風立ちぬ ネタバレレビュー
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